治るタイプの認知症の犯人は…「水」!?

治るタイプの認知症状のカギとなるものがMRIで見えることが判明!
体を隅々までMRIで撮影してみると、
背中だけでなく腰にも、頭にも!
その正体は、脳脊髄液

私たちの脳と脊髄の周りは、この脳脊髄液で満たされ、まるで豆腐のようにプカプカ浮くことで周りからの衝撃に耐えられる仕組みになっています。
脳の内側にはこの脳脊髄液をためておく部屋
「脳室」
があります。
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ところが、何らかの原因で脳脊髄液が増えすぎ
てしまうと脳室を内側から圧迫、認知症を起こしていたんです。

「治るタイプ」の認知症は

脳脊髄液の増えすぎが原因で起きる特発性正常圧水頭症(とくはつせいせいじょうあつすいとうしょう)が原因の場合です。!(^^)!

主な症状としては、歩行障害、認知障害、尿失禁の三つ。
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一般に認知症は治療が困難と言われていますが、この特発性正常圧水頭症が原因の場合は別。

治るタイプの認知症」は、認知症人口208万人中に数万人~数十万人(30万人以上らしい=約15%)いると推定
そのほとんどが見逃され、ちゃんと治療を受けているのは、何と年間たったの1,200人程度=約0.4%だそうです。(ToT)/~~~

余計な脳脊髄液を抜くことで大きく改善する可能性があります。(*^^)v

症状の進行は次の過程を辿ります。(ToT)/~

サインその1「歩行障害」~初期段階に最も現れやすい症状

初期症状として最も現れやすいのがこの「歩行障害」です。
すり足気味の歩行になり、歩幅も小刻みになります。
加えて特徴的なのが、やや足を広げ、がに股のような姿勢で歩くようになります。
Uターンをするときなどに特に歩みが不安定になるほか、症状が進行すると、第一歩が踏み出しづらくなったり、バランスが悪くなるなど、転倒の大きな原因になることもあります。

サインその2「認知症」~意欲・集中力の大幅な低下が特徴的

全体的な意欲・集中力の低下と、物忘れが多くなることの2点が特徴で、アルツハイマー型認知症とは異なる部分もあります。
ある一定の期間において、それ以前と比べてさまざまな活動の速度が下がったり、意欲が低下しているかどうかが見極めるポイントとなります。
このようなタイプの認知症と上記の歩行障害が合併している場合にはさらに可能性が高まります。

サインその3「尿失禁」~他の2症状と付随して現れることも

尿失禁はどちらかといえば、「歩行障害」や「認知症」よりは遅れて自覚することが多い症状といえます。
トイレが非常に近くなったり、我慢できる時間が短くなったりするのが、その主な症状です。
また、「歩行障害」の進行により、トイレへの移動時間が長くなってしまうことも尿失禁を誘発する原因の1つとなっています。

治療は手術で、細いチューブを脳室に通して脳脊髄液を腹腔に吸収させるのです。
チューブは体内を通すので邪魔にはなりませんし、手術は1時間前後で終わることがほとんど。
これで、アルツハイマー症の症状が消えるというから、覚えておいて下さいね(*^。^*)

この病気の症状の1つとして歩行障害が出るので、脳と関係ない診療科へ行きがちです。
さらに「もう年だから」「認知症だから」と諦めて、きちんと診断を受けていない人も多いと考えられます。
心当たりのある家族の方は、病院で確認してみてはいかがでしょうか。

なお脳脊髄液を抜くことで治る可能性があるのは「特発性正常圧水頭症」が原因の認知症だけです。
すべての認知症が治るわけではありませんのでご注意ください。