New, Clear Energy: Russia's Atomic Revolution
アップロード日: 2011/10/11 
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高速増殖炉(FBR、ロシアではBNと呼ばれる)の開発も早期から手がけ、現在も開発が続けられている。
1986年の
チェルノブイリ事故を契機に新規原子力発電所の建設は中止され、既設原子力発電所の安全性向上が重要視されるようになった。
しかし、1990年代以降の原子力開発体制の再編の下で、新規原子力発電所の建設に向けての準備も進められた。
2009年1月時点で27基の発電炉が運転中であるが、このほかに8基が建設中、5基が計画中である。
日本では、稼動の見通しさえ付かないもんじゅだが、
ロシアでは高速増殖炉 1基(BN-600、60万kW)が1980年4月8日に発電を開始し、1981年12月18日に電気出力100%を達成し、2010年現在も順調に運転している。
とはいえ、核燃料サイクルが完成しているわけでは無いが、実施計画は明確になっている。

2011年3月の福島第一原子力発電所事故を受けて、原子力発電所の安全評価が国内独自および国際的支援に基づく検証の形で実施された。
EU仕様に基づくストレステストは同年7~8月に行われ、その結果、過酷事象に対するロシアの原子力発電所の設計上の防護・耐及性が実証されたとしている。
福島事故後、新たな安全基準の適用によりクルスク5号機として計画されていたチェルノブイリ型原子炉(RBMK-1000)の建設は中止が決まったものの、全体として開発規模に大きな変更はない。
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Russia Plans Floating Nuclear Power Plant